放光寺(ほうこうじ)は、長野県松本市蟻ヶ崎にある曹洞宗の寺院。山号は日光山。本尊は十一面観音で秘仏。松本では兎川寺、牛伏寺と並び最も歴史のある寺院。
寺伝によれば天平2年(740年)行基を開山として創建したとされる。平安時代の延暦年間(782年 – 806年)坂上田村麻呂が伽藍を建造し整備したと伝わる。
当初は真言宗であったが廃仏毀釈で荒廃し、大正時代に曹洞宗の寺院として復興された。
年中行事
松本地方に江戸時代の頃から伝わる厄除観音に参拝する伝統的な行事。放光寺では、以前は1月15日・16日に行われていたが、現在では、毎年1月第2月曜日(成人の日)と前日の日曜日に行われている。
この2日間に長野県内外から数万人以上のの参拝者が厄除をはじめ、身体健全、商売繁昌、合格祈願等の御祈祷に訪れる。また、御守、熊手、破魔矢、おみくじなどの祈願品も各種用意されている。門前にも数多くのダルマや縁起もの露店が出てにぎわう、長野県を代表する行事である。
所在地 長野県松本市蟻ヶ崎1283
山号 日光山
宗派 曹洞宗
本尊 十一面観音(秘仏)
創建年 (伝)740年(天平2年)
開基 (伝)行基
別称 松本日光
札所等 松本三十三番観音霊場2番
文化財 十一面観音立像(長野県宝)
ホームページ http://houkouji.com/
連絡先 ; 長野県松本市蟻ヶ崎1283
Tel:0263-33-9046
Fax:0263-33-9418
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