タイ東北部のシーサケート県にある仏教のこの寺では、20年ほど前から町中に捨てられていたビール瓶をリサイクルしていたのですが、膨大な量になったため、ついにはビール瓶で丸ごとひとつの建物を建てたそうです。
100万本以上を使用してあると言う、ビール瓶の寺院をご覧ください。
こちらのWat Pa Maha Chedi Kaew寺院で説いている教えはテーラワーダ仏教という、お釈迦様の教えを当時のまま伝える伝統ある宗派とのこと。
ビール瓶のほとんどはハイネケン(緑)と地元の銘柄チャーンビール(茶)の2種類。綺麗に配色されてあるのがわかりますね。
柱にも建材として埋め込まれています。
ビール瓶に囲まれたお釈迦様のレリーフ。
現在進行形で集まっているビール瓶は他の建物にも使われ、現在は150万本に達しているそうです。
ビールと縁の薄そうな寺院でリサイクルするというのも面白いですが、建材に使える強度がビール瓶にあるとは驚きですね。