長浜城歴史博物館(長浜市公園町)は、竹生島にある西国三十番札所・宝厳(ほうごん)寺の財宝をまとめた図録「竹生島宝厳寺の歴史と寺宝-武将たちの信仰と伝来の絵画・書跡-」を製作、販売している。
A5判、58ページ。9年にわたる同寺所蔵の文書などの保存修理作業が終了したのを機に製作。浅井長政など戦国武将の書状や朱印状、国宝「竹生経」など同寺の寺宝が余すことなく収めらている。一冊千円。問い合わせは同館(0749・63・4611)。
竹生島の同寺では今月1日から本尊・千手千眼観世音菩薩像の御開帳が行われている。60年に一度開帳する秘仏だが、花山法皇一千年忌で各札所が順次開帳しており、同寺は昨年に続き、特別開帳している。30日まで。次回開帳は27年後の2037年。
桑田潔 より
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