日本食が健康によい食品としてアメリカ合衆国やヨーロッパなどで好まれ広まった。
特にアメリカでの人気と評価は非常に高い。 1983年には、ニューヨークの寿司店「初花(はつはな)」が、日本食レストランとしては初めてニューヨーク・タイムス紙のレストラン評で最高の4ッ星を獲得している。また、レストランの格付けで有名なフランスのガイドブック「ミシュラン」が2005年に初めて発行したニューヨーク版には41件もの日本食レストランが掲載されているが、これは各国料理店として、イタリア料理、フランス料理に次ぐ件数である。
2007年に発刊された高級レストランガイド「ミシュラン」の東京版では、150軒の掲載店舗のうち、約6割が日本料理店であり、日本料理店も含めて、掲載されたすべての店舗に1つ以上の星が付された(ミシュランの掲載店舗の中には、星が付されない場合もあり、すべての店舗に星が付されたのは、ミシュランでは初めてのことである。)。また、150軒の掲載店舗に合計190以上の星が付され、それ自体も過去最高であった。テレビなどメディアの影響もあり、国際的に活躍する日本人の有名料理人(スターシェフ、Star Chef)も多数出現している。
食のタブーを持つユダヤ人から「タブーに抵触しないか?」という声が上がったため、ユダヤ教のラビ(祭司)が視察・検査のため、日本にある八丁味噌の製造工場や、日本茶の農園や加工場などを訪れるようになった。ユダヤ教のラビのお墨付きが付いた食材(カシュルート)は製造過程に甲殻類が一切関わっていないため、甲殻類アレルギーの人にもありがたがられている。
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