宗祖親鸞の師で、浄土宗の宗祖法然の遺徳をたたえる「法然上人800回忌法要」が2日、真宗佛光寺派本山の佛光寺(京都市下京区)で営まれた。宗派の垣根を越えて、坪井俊映・浄土門主をはじめ、浄土宗の高僧が参列した。
佛光寺派では50年ごとに法然の遠忌法要を行っており、浄土門主を招くのは初めて。来年に法然の800回遠忌、親鸞の750回遠忌を控え、佛光寺派が浄土宗と総本山の知恩院に呼び掛けた。
帰敬式が行われた後、午前10時から法要が始まり、阿弥陀(あみだ)経や早引和讃(はやびきわさん)を唱えた。続いて、伊藤唯眞・大本山清浄華院法主の記念法話があった。
京都新聞 から