「おだいっさん」の名で親しまれている延岡市の今山大師祭(4月16~18日)を前に、今山大師寺(野中玄雄住職)の弘法大師銅像の大沐浴(もくよく)が26日あった。
銅像は高さ17メートル、重さ11トン。肩まで足場が組まれ、慶賛会員30人が高圧洗浄機とブラシなどを使って、顔から足もとまで1年間の垢(あか)を洗い落とした。
祭りは江戸時代の天保年間より続く。今年は1月に急逝した琵琶盲僧の永田法順さんをしのび、「山笑う 和願愛語(わがんあいご)のお接待!」をテーマに法順さんのCD「琵琶妙音曲」を期間中、随時流す。
市内約50カ所にお接待所を設け、約200店の露店も並ぶ。
徳島市から阿波踊り保存会(25人)が初参加して、17日19時に銅像前で踊りを披露するほか、最終日の市中パレードにも参加する。3日間で約25万人の人出を予想している。
甲斐喜雄さん より 毎日jp から