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神社神道の特質学ぶ

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386.gifNPO法人「和の学校」の主催で、日本文化の根本を専門家が語る「こころ塾 日本文化そもそも」の今年度第2回講座が25日、左京区の下鴨神社参集殿で開かれた。事業連携する京都工芸繊維大の学生も加わり、約70人が聞き入った。

 講師は新木直人・同神社宮司で、神社神道の特質について語った。新木宮司は同神社の起源や、神道と仏教とのかかわりについて解説、「今でも日本人の心の中には神と仏の両方がある。ただ仏教は死んだ後の来世を祈念する。神道は今を生きる信仰だ」と説明した。

 第3回は10月31日、中京区三条通堀川東入るの京町家連携キャンパスで、天龍寺国際禅堂師家の安永祖堂・花園大教授が「禅と日本文化」と題して語る。問い合わせは和の学校(050・7103・2001)へ。

(2010年7月26日 読売新聞)より

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