1957年、集中豪雨で死者・行方不明者630人を出した諫早大水害から25日、53年を迎えた。諫早市内では各地で犠牲者を追悼する催しがあり、市民や関係者が祈りをささげた。
当時、はんらんした市中心部を流れる本明川沿いの高城公園では、諫早仏教連合会(48カ寺)による追悼法要があった。市民や僧侶ら約50人が参加。僧侶による読経などの後、宮本明雄市長は「大水害の記憶が薄れないように、今後も継承活動に力を入れたい」と述べた。毎年参列しているという市内の男性(84)は「大水害で多くの知人や消防関係者を失っただけに、犠牲者への思いを込めて祈っています」と話していた。
柳瀬成一郎 より
毎日jp から