カンボジアにある世界遺産・アンコールワットを築いた、アンコール王朝の最盛期に作られた彫像などの展示会が、福岡市博物館で開かれています。
福岡市博物館で開かれている「世界遺産アンコールワット展」は、カンボジアのアンコール遺跡群で見つかった美術品など、67点を集めたものです。
会場には、高さが1.5メートル以上ある「鎮座する閻魔大王ヤマ天」など、神仏の姿を表現した国宝級の彫像が展示されています。
また、アンコール東部のバンテアイ・クデイ遺跡で上智大学の調査団が発見した仏像群は、この展示会が日本初公開です。
9世紀から15世紀に繁栄したアンコール王朝の時代には、ヒンドゥー教や仏教の影響を受けた独自の文化が花開きました。
この展示会は、来月29日まで開かれています。
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