ホーム 仏教のスペース Bouddhisme <大遣唐使展>古代のロマン、お土産に クリアファイル、絵はがき

<大遣唐使展>古代のロマン、お土産に クリアファイル、絵はがき

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5-12.gif 奈良市の奈良国立博物館で開催中の「大遣唐使展」(読売新聞大阪本社など主催)で、地下回廊のミュージアムショップと特設売り場には、遣唐使・吉備真備(きびのまきび)の活躍を描いた「吉備大臣入唐(にっとう)絵巻」(米ボストン美術館蔵)や、「聖観音菩薩(ぼさつ)立(りゅう)像」(薬師寺蔵)などの主な展示品をプリントしたグッズが並んでいる。

 両店を運営する財団法人・仏教美術協会によると、「吉備大臣入唐絵巻」のデザインが人気を集め、A4判クリアファイル(350円)を中心に、壁などに飾ることができるマット絵画(1000円)、マグネット(700円)、絵はがき(100円)などがよく売れている。絵巻の1~4巻すべてをモノクロでコピーした絵巻セット(7875円)もある。

 生まれ落ちた釈迦が、右手で天を、左手で地を差している「誕生釈迦仏立像」(正眼寺蔵)関連のグッズは、ほほ笑んでいるような愛らしい表情が若い女性たちに好評で、せんとくんが遣唐使船に乗ったイラストのグッズは子ども向けに買い求める人も。ほかにも、中国地図(700円)、仏教が伝わった道筋をたどる仏教歴史地図(840円)などがあり、遣唐使たちの旅に思いをはせることができる。

 販売スタッフの今西亜矢子さん(29)は「鑑賞後に立ち寄って、お気に入りの品を見つけて楽しんでほしい」とアピールしている。

読売新聞 より

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