哀川翔主演の『ゼブラーマン ~ゼブラシティの逆襲~』(ゼブラーマン2)が不入りである。健闘した前作に比べ、予算もキャストも凝ったにも関わらず、特撮ファンにさえも冷ややかな目で見られている。
それには大きな理由がある。最近の東映作品に対するファンの無言の抵抗が根底にあるのだ。
ここ数年の東映のバックには、宗教団体「幸福の科学」があり、アニメなどで莫大な資金が流れ込んでいる。また昨年公開された幸福の科学御用アニメ『仏陀再誕』では、ライバル視している宗教団体Sのトップを揶揄した悪党が登場した。
本来ニュートラルな立場にあるべきアニメや特撮の制作に、特定の宗教団体の影響がおよぶことは決して良いことではない。そのうち、ゼブラーマンの戦う組織のモデルはSだったとか、ゼブラーマンの「白黒つけるぜ!」という台詞は、幸福の科学のSへの宣戦布告であったとかという都市伝説でも流れるかもしれない。
http://npn.co.jp/article/detail/11958253/ から