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青海省地震の被災者を支えよう

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023.gif善光寺(長野市)などの僧侶13人が4日、同寺仁王門の下で、4月に起きた中国青海省地震の被災者への募金を呼び掛けた。同寺天台宗の若手僧侶が、被災者のために自分たちができることをしようと企画。同寺浄土宗の僧侶にも輪が広がったほか、飯田市の元善光寺からも僧侶が駆けつけた。

 青海省地震では2千人を超える死者が出ている。観光客らの中には、僧侶が差し出した募金箱に金を入れ、合掌する人も。初めて善光寺を訪れた東京都西東京市の主婦飯田綾子さん(62)は「善光寺さんの平和への思いを感じる。(募金が)被災者に思いをめぐらすきっかけになりました」と話していた。

 集まった募金は、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の事務所や天台宗を通じて被災者に送るという。善光寺宿坊・徳寿院の清水雄介住職(36)は「被災者のために役立てばうれしい」と話していた。

信濃毎日新聞 より

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