中国国営テレビは18日、胡錦涛国家主席が同日午前、航空機で地震に見舞われた青海省玉樹チベット族自治州玉樹県に入ったと報じた。救助活動を視察し、被災者と面会する。
BRICSサミットに出席していた胡主席は、予定されていたベネズエラとチリへの訪問を取り止め、17日に北京に戻っていた。
衛生状態の悪化が懸念されている震源に近い同省結古(Jiegu)鎮では17日、仏教の僧侶たちが数百人の遺体を火葬した。公式発表では地震による犠牲者は1484人に達し、依然として300人以上が行方不明になっている。
一方、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は17日、被災者を慰問するため、被災地への訪問を認めるよう中国当局に求めるとの声明を発表した。ダライ・ラマ14世は青海省出身。
AFP より