ホーム 仏教のスペース Bouddhisme 菩提僊那:没後1250年遠忌 遺徳しのび大安寺で催し--来月3、10日

菩提僊那:没後1250年遠忌 遺徳しのび大安寺で催し--来月3、10日

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02.gif奈良市の大安寺で4月3、10両日、今年没後1250年を迎えるインド僧、菩提僊那(ぼだいせんな)の遺徳をしのぶ「天平交流会」が開かれる。菩提僊那は奈良時代の僧で、東大寺大仏開眼法要の導師を務めた。大安寺に長く住んで760年に亡くなったとされ、同寺と縁が深い。

3日は午前10時から遠忌法要があり、菩提僊那を描いた画像の開眼供養が営まれる。午前11時からは、菩提僊那をテーマに書き下ろされた新作狂言もある。いずれも無料。

10日は午前10時から奈良市大安寺西1の県立図書情報館で記念の講演会があり、千田稔館長や同寺の河野良文貫主らが菩提僊那について話す。境内では午前10時半から国際交流イベント「天平交流市」があり、東南アジアの料理や音楽が楽しめる。

河野貫主は「一般的に知られた人ではないが、奈良時代の日本の仏教に大きな影響を与えた。この機会に一人でも多くの人に知ってほしい」と話している。問い合わせは同寺(0742・61・6312)。

花澤茂人 より 毎日jp より

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