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仏像展、近代美術館での開催決定

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images-1-41.jpg奈良・中宮寺の「菩薩半跏像」など国宝や重要文化財を展示する「奈良の古寺と仏像 会津八一のうたにのせて」新潟展実行委員会は26日、長岡市の県立近代美術館(近美)で4月24日から6月6日まで開催することを正式に決めた。

当初、新潟市美術館で開催を予定していたが、文化庁から管理体制の不備などを指摘され、同館での開催を断念。市内の別の美術館も模索したが、国宝などの展示許可が必要ない「公開承認施設」である近美での開催に向け準備を進めていた。26日、新潟市と近美の担当者が文化庁と輸送プランや展示プランを協議し、了承された。

同展は平城遷都1300年を記念し開催。歌人会津八一が奈良の仏教美術を研究し、歌に詠んで活動した縁で実現した。国の重要文化財である法隆寺の観世音菩薩立像、東大寺の弥勒菩薩立像、薬師寺の十一面観音菩薩立像など貴重な仏像を中心とする仏教美術品43点と会津八一の書など関連資料を展示する。

国宝の菩薩半跏像は5月25日から6月6日まで公開される。

観覧料は一般1500円(前売り1200円)、大学・高校生1000円、小中学生無料。

新潟日報 より

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