ホーム 仏教のスペース Société 世界の平和願い 炎高く延暦寺で「比叡の大護摩」

世界の平和願い 炎高く延暦寺で「比叡の大護摩」

39
0

世界平和の実現を願う「比叡の大護摩」法要が13日、大津市の天台宗総本山・延暦寺で営まれた。西塔の伝教大師(最澄)像前の広場に特設された護摩壇で、信者が寄せた護摩木がたかれた。

1987年に開かれた「比叡山宗教サミット」の趣旨を継承して90年に始まり、山に春を告げる行事として定着している。

午前10時過ぎ、根本中堂の「不滅の法灯」が直径約5メートルの炉に点火された。信者たちが唱える真言が響く中、僧侶が護摩木を火に投げ入れ、炎が高く上がった。午前11時からの法要では半田孝淳天台座主(92)が大導師を務め「世界平和と人類和合を祈願する」と祭文を読み上げた。

images-24.jpg

京都新聞 より

前の記事心経
次の記事函館大火の記憶 消さない