アジア、オセアニア15カ国の若者19人が6日、京都市東山区の浄土宗総本山・知恩院を訪れた。国宝の御影(みえい)堂や三門を拝観し、仏教の歴史や日本伝来、宗祖法然について講義を受けた。
国際交流基金の東アジア次世代招へいプログラムの一環。弁護士や人権、教育などに携わる35歳以下の社会人が今月2日から2週間、日本各地で平和をテーマに研修する。
知恩院では浄土宗総合研究所の戸松義晴さんから、日本で仏教が広まっていく様子や現状を聞き、みんなが共存する「共生(ともいき)」の精神を提唱した法然について熱心に質問していた。
京都新聞 から