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奈良市の3小・幼稚園、薬師寺に奉納 児童ら栽培、搾油

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113-5.gif奈良市立鼓阪北小、東市小、六条幼稚園の子供たちが8日、自分たちで栽培した菜の花から搾った菜種油を薬師寺(同市西ノ京町)に奉納した。国宝・薬師三尊像がある金堂の灯明に使用される。

 総合学習の時間などを活用して行っている「環境学習」「世界遺産学習」の一環。各学年で協力して収穫から搾油までの全工程に取り組み、今月初めまでに計1.5リットルほどの菜種油を精製した。

 この日は六条幼稚園の全園児と保護者ら約150人が出席。園児たちは同寺の山田法胤管主に「どうぞ使って下さい」と瓶1本分の菜種油を手渡した。年長の恒川悠君(5)は「サヤを踏んで種を出すのが楽しかった。お寺の人に感謝してもらえてうれしい」と話した。残る2校は授業で出席できなかったため、中室雄俊・市教育長が代理で奉納した。

大久保昂 より
 

毎日jp から

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