滋賀県東近江と近江八幡の両市に米国ミシガン州の姉妹都市から学生や生徒が訪れている。24日は各地の名所巡りや、伝統工芸の体験をした。
東近江市では、東近江国際交流協会が北ミシガン大(マーケット市)で美術史を専攻する学生ら13人を招いた。一行は「神道と仏教の影響を受けた伝統芸術と現代日本の視覚文化」をテーマにしており、東近江市内の野々宮神社(八日市金屋1丁目)などを見学した後、八日市大凧(おおだこ)会館(八日市東本町)を訪問。会館に飾られている100畳大凧を前に、驚いていた。
初めて日本の凧を見たというクラーク・ランチさん(19)は「現代的なデザインと伝統的な部分が混ざっていておもしろい」と話した。
近江八幡市はシティハイスクール(グランドラピッズ市)の生徒ら8人を招いた。この日は市役所を表敬訪問し、市内の八幡酒蔵工房(仲屋町元)で竹を使ったはし作りや竹とんぼ作りを楽しんだ。
京都新聞 から