仏教精神に基づき、青少年の情操教育活動に取り組む個人・団体に贈られる、第34回正力松太郎賞(全国青少年教化協議会主催、読売新聞社など後援)を受賞した知多市南粕谷町、真言宗智山派大智院住職長谷川実彰さん(62)が24日、市役所を訪問し、加藤功市長に喜びの報告をした。
長谷川さんは、同院で2代前から続く「寺子屋」を引き継いで44年。このほか、約40年にわたり夏休み中の5日間、近隣の小学校の児童約100人を寺に集め、礼儀作法や思いやりの大切さを教えている。こうした長年の功績が評価された。
長谷川さんが「受賞は地域の支えがあってのこと。これからも活動を続けたい」と話すと、加藤市長は「今後も子どもたちのために活躍してください」と励ましていた。
読売新聞 から