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マイトレーヤの出現で世界はどう変わるのか?

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現在世界に見られる変化—政治・経済・社会

私たちは今、三つの異なる領域における全体主義の終わりを目撃しています。第一に、旧ソ連や東欧諸国などに見られた政治的全体主義の終焉です。これはマイトレーヤの影響の下に旧ソ連のゴルバチョフ元大統領が行ったグラスノスチ、ペレストロイカ政策によって始まりました。東側諸国で起こったことは、共産主義の崩壊というよりは、全体主義的な政治体制の崩壊であると言えるでしょう。

世界の変化次に私達が目撃しているのは、米国に代表される経済的全体主義の崩壊過程です。市場のフォースに基づいた不公正な経済制度は崩壊しつつあります。それは間もなく日本から始まる世界的株式市場の暴落によって起こるでしょう。新しい機構は正しい関係に基づくものでしょう。世界の資源は分かち合われなければなりません。

最後に消え去るのが、宗教的全体主義です。独断的教義が宗教指導者たちによって多くの人々の心に押しつけられています。現在宗教的なファンダメンタリズム(原理主義)はあらゆる宗派で権力の頂点にあります。

これら三つの全体主義の崩壊によって、人間は初めて本当の意味での自由を知るでしょう。政治的自由、経済的自由と正義、そして思想と信条の自由です。

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新しい時代の政治

マイトレーヤは、「今後至るところの政府は、人民による人民のためのものとなるだろう」と述べています。新しい時代の政府は、国民の意志を反映し、国民の側に立つものとなるでしょう。社会のすべての部門が参加することによって、変化のプロセスの中で、今日私たちが考えている政府の性質そのものが変わるでしょう。

民衆の指導者は職業的政治家ではない人々から見つかるのです。民衆は巨大な潜在能力を持っていますが、その可能性を表現する機会を与えられてきませんでした。しかし地域レベルにおいてあらゆる分野の人々—主婦、教師、技術者、知識人、芸術家など—の参加の下に、すべての人々のために開かれた機構をつくり出すことによって人々の要求はその表現を与えられるでしょう。

また、これまでのようなイデオロギー的対立が減少するにつれて、合意が人類にとっての新しい方法となるでしょう。人々が妥協することを学び、合意に達するにつれて、旧式の左寄りと右寄りの独善的な立場は次第に消滅していくでしょう。

国連の役割

国連の役割は世界中の人民の声として行動することであり、平和が保障されるような国際関係を組織することです。

やがて国連総会が世界のための討論会場となり、世界のあらゆる問題が徹底的に議論され、戦争なしに解決されるようになるでしょう。現状の国連の機能の中にある問題点は、安全保障理事会が総会に優先することにあります。五つの常任理事国が世界の政治、経済を決定すべき理由は何もありません。国連総会がその適切な声を見いだすために、安全保障理事会は解消されなければなりません。

国連は、世界の平和と人権の擁護者として行動するために、地域の派閥間の対立等によって人々の生活が危険にさらされるところには介入する権利を持ち、平和の回復のために活動するようになるでしょう。国連はさしあたり世界の“警察力” としての役割を果たす必要があります。いずれ国連はかなり充実した軍隊を所有するようになり、いつでも必要な場所に派遣できるようになるでしょう。

また、近い将来国連の中に世界資源の再分配のみに関わる新しい機関が設置されるでしょう。覚者か高度のイニシエートがその監督の地位につき、その機関を通して分かち合いの原則が実施されるでしょう。

http://sharejapan.org/maitreya/ から

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