サッカー協会は10日、「曹渓宗宗教平和委員会からキリスト教徒選手の祈祷セレモニーをやめさせてほしいという公文書を受けた」と明らかにした。
曹渓(チョゲ)宗側はこの公文書で、「選手個人の宗教も尊重されなければならないが、視聴する人の宗教も尊重されるべきだ。事前教育を通してゴールセレモニーに宗教的な行為が表れないようにしてほしい」と要請したという。
これを受け、サッカー協会はこの公文書を坡州(パジュ)NFC(代表チームトレーニングセンター)内の国家代表チーム支援チームに伝え、対策を求めている状況だ。
しかし曹渓宗の要請が現実につながるかどうかは疑問だ。サッカー協会の関係者は「国際サッカー連盟(FIFA)が国家代表のAマッチで選手の政治的な意思表現を禁止しているが、個人的な信念の領域である祈祷セレモニーまで制止することができるかどうかは疑問」と述べた。
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