大韓仏教曹渓宗の宗務部長や、麻谷寺(忠清南道公州市)の住職を務めたチンチョル師(70)が、慶尚南道統営市の海岸で遺体で発見された。統営海洋警察署は1日、同市道南洞のマリーナ・リゾート前の海岸で、先月30日午後5時30分ごろ、チンチョル師がリュックを背負った状態で死亡しているのを、近くの住民が見つけ通報した、と発表した。
1940年に公州市で生まれたチンチョル師は、64年に出家し、曹渓宗の宗務部長や、皐蘭寺(忠清南道扶余郡)、麻谷寺、洛山寺(江原道ヤンヤン郡)、表忠寺(慶尚南道密陽市)の住職を務めた。
その後は大田市に住み、大韓仏教青少年教化連合会の会長などを務め、若者への布教や社会福祉に尽力してきた。
統営=姜仁範(カン・インボム)記者 より
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