16日午前9時ごろ、本庄市西五十子の不動寺で、山門脇に建立してある六地蔵のうち2体が壊されているのを住職(85)が発見、110番した。六地蔵は山門の両側に3体ずつあり、うち2体が倒され、1体は首が落ちていた。本庄署で器物損壊事件とみて調べている。
同署管内では昨年9月から12月末までに三つの寺で六地蔵が壊される事件が7件発生。今年に入って二つのお寺で六地蔵に塗料が吹き付けられる事件が3件起きていた。今回で被害は11件目になった。
15日に熊谷市内の寺で2体の地蔵が首を折られたり塗料を吹き付けられる事件が発生するなど、県北部各地で同様の事件が相次いでいる。
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