中国仏教協会の副会長でもあるパンチェン・ラマ11世は7日、チベット自治区の山南地区でチベット仏教の仏事を行いました。山南地区を訪れたのは即位以来、初めてのことです。
山南地区はチベット族やチベット文化の発祥地で、「チベット民族と文化を育てた揺りかご」と呼ばれています。この地区にチベット初の宮殿や寺が建てられていることから、チベットの歴史と文化の根源ともされています。
パンチェン・ラマ11世は7日午後、チベット初の宮殿、雍布拉康(ユムブラカン)と最初の寺・昌珠(タントク)寺を訪れ、地元の教徒およそ2000人に対して、一人ひとりの頭を撫で、祝福する儀式を行いました。(鵬)
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