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白くかれん 花かぐわし

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唐招提寺(奈良市)境内の供華園(くげえん)で、同寺を建立した鑑真和上の故郷・中国から伝来した 花(けいか)が見頃を迎え、参拝者らの目を楽しませている。公開は5日午後4時まで。

 花はスイカヅラ科で、アジサイに似た白い花を咲かせる。鑑真和上が渡日前に住職を務めていた大明寺がある中国・江蘇省揚州市の名花。中国仏教協会が1963年、鑑真和上の没後1200年を記念して、唐招提寺に寄贈した。現在は10株ほどが白いかれんな花を咲かせて、甘い香りを漂わせている。

 夫婦で訪れた東京都中央区の会社員平野順子さん(59)は「鑑真和上は、この花を懐かしみながら亡くなったのでしょうか」と見入っていた。

ふせじ→「は王へんに京」

読売新聞 より

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