彦根市古沢町の龍〓寺(りょうたんじ)で1日、恒例の「だるままつり」が始まった。本堂には高さ5~80センチの15種類のだるま約3000体が並び、北川宗暢住職ら僧侶5人が読経した後、長さ70センチの長線香の先端をだるまの頭に近付けて入魂した。
同寺は彦根藩主・井伊家の菩提(ぼだい)寺で「だるま寺」として親しまれている。まつりは江戸時代初期の元禄年間に地元の人たちがだるまを寺に持ち込み、諸願成就を祈ったのが始まりとされる。
初日は、県内外から多くの参拝者や観光客が、願いが成就した報告と感謝をして古いだるまを奉納し、新しいだるまを買い求めるなどしていた。
2日は午前11時からだるま大般若法要、午後2時からだるま満願祈とう法要がある。
松井圀夫さん より 毎日jp から