チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の日本代表部事務所(東京)は19日、4月に起きた中国青海省地震の被災者支援を目的にしたコンサートを長野市の善光寺大本願で開く。同日に予定されているダライ・ラマの同寺訪問に合わせて企画した。
スイス在住のチベット人ミュージシャン、ロテン・ナムリンさんが、癒やしを感じさせる伝統的な曲やロック風の曲など多彩な演奏を披露する予定。また、ともに日本人のチベット音楽演奏家タシ・クンガさん、チベット民謡歌手レエラさんの共演もある。
チベットの子どもたちを支援する活動をしているNPO「チベット教育サポート基金」(東京)が協力。助安博之代表は「コンサートをきっかけに、あまり知られていない地震の被害やチベットの文化を広めたい」と話している。
開演は午後4時半。入場料3千円。チケットは善光寺白蓮坊内のギャルリ蓮で販売。収益はインドを拠点に活動している青海省地震の被災地支援NGOに贈る。問い合わせは同基金(電話03・3487・2211)へ。
(提供:信濃毎日新聞)
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