「仏の中にこめられた想い」展
新薬師寺四天王像像内納入品を中心に
木曜日 2010年7月29日,
新薬師寺四天王像は、昭和62年から平成3年にかけて行われた東京藝術大学保存技術彫刻研究室による修理に際して、持国天像納入品中に文永6年(1269)の年紀が見出され、鎌倉時代中期彫刻の基準作として知られるようになりました。
【開催概要】
[1]会 場:奈良教育大学 学術情報研究センター 教育資料館
〒630-8528 奈良県奈良市高畑町(奈良教育大学構内)
[2]会 期:平成22年7月26日(月)~7月31日(土)、計 6日間
開館時間 午前10時-午後5時
[3]主 催 奈良教育大学 「地域と伝統文化」教育プログラム
[4]展示希望(予定)作例:
1、薬師如来坐像(新薬師寺所蔵。香薬師堂壇上南脇安置)
2、四天王像納入品(新薬師寺所蔵)
3、地蔵菩薩像納入品のうち、煕寧元宝・皇宋通宝(新薬師寺所蔵)
4、四天王像彩色模写(大山明彦氏・池田藍子氏筆)
5、新薬師寺本堂内部古写真(奈良教育大学所蔵)
[5]観覧料金 無料
□開催趣旨
新薬師寺四天王像は、昭和62年から平成3年にかけて行われた東京藝術大学保存技術彫刻研究室による修理に際して、持国天像納入品中に文永6年(1269)の年紀が見出され、鎌倉時代中期彫刻の基準作として知られるようになりました。修理なった本像は、一世保存修復研究所による納入品修復作業の成果とあわせて平成3年に東京藝術大学芸術資料館陳列館で展示・公開され、また四天王像本体は現在寄託中の大阪市立美術館の常設展で数度にわたって展示されてきました。しかし、年代決定の根拠となっただけでなく、中世庶民信仰の実態を伝え、またそれ自体木版画としての魅力を持つ供養札(印仏)をはじめとする納入品は、修復後地元の奈良では展示・公開される機会がなく、データベース化すら完了していません。
奈良教育大学は、新薬師寺に関する包括的研究の一環として、新薬師寺四天王像像内納入品のデータベース化と研究を並行して進めており、今回の展示では彩色模写・パネルを含めて成果を速報的に公表します。また、通常非公開の同寺薬師如来坐像(香薬師堂壇上南脇安置)、嘉禎4年頃(1238)頃の地蔵菩薩像納入品の一部とあわせ、中世の新薬師寺、ひいては中世の奈良を多面的に探り、さらにこれら文化財研究の教育への活用についても試案を提示したいと思います。
お問い合わせ先
展示責任者
奈良教育大学教授 山岸 公基
(0742-27-9221)
観仏三昧サイト から





















