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地蔵被害 続発なぜ

金曜日 2010年7月9日

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県内で地蔵や仏像が壊されたり、スプレーで汚されたりする被害が相次いでいる。県北部を中心に昨夏から30件近い被害が確認され、県警は警戒を強めている。被害に遭った寺院の住職や地元住民らは「罰当たりな行為はやめて」と訴える。

◇県北に集中「愉快犯か」指摘も
 「地蔵に何の恨みがあるのか、不思議でしょうがない」。田んぼに囲まれた静かな集落にある長勝院(美里町関)。総代の塩野谷春次さん(79)は首をかしげる。

◇倒され、首もげ
  最初の被害は5月末。地蔵6体が横に並ぶ「六地蔵」のうち、1体が倒され、衝撃で首は取れ、顔は棒で殴られたような傷が付いていた。首はボンドでくっつけて修復したが、わずか1週間後、同じ1体が倒され首がとれてしまった。

 数日後、六地蔵すべての顔にスプレーの黒い塗料が吹き付けられた。6月26日、5月末とは違う1体が倒され、首が折れた。1カ月間に4回も被害にあい、地蔵の顔はスプレーで汚れたままだ。「罰が当たると思う」と塩野谷さんは憤りを隠さない。

◇郊外・夜…人目なく
 県警や被害にあった寺院などによると、地蔵や仏像、石仏の被害は昨夏から目立つ=表。発生地は本庄市、深谷市、寄居町、美里町、熊谷市、小川町などで、県北地域に集中。長勝院のように同じ地蔵が何回も被害にあったり、同じ日に複数の被害が半径数キロ以内で発生したケースもある。

 本庄市滝瀬の立岩寺(りゅうがんじ)も繰り返し被害にあっている。昨年7月に地蔵2体を倒された後、同11月から先月まで月1回のペースで被害が続いた。手口は鈍器のようなもので首を折られるなどで、江戸時代の享保年間(18世紀)に地元住民から寄進を募って造った地蔵も首を折られた。

 創建後約600年の伝統がある光明寺(深谷市石塚)でも、明治時代に購入したという地蔵が1月と6月の2回にわたり、ペンキをかけられたり、倒されたりした。

 県警によると、郊外で人目につきにくい場所にある寺院などが狙われ、夜間の犯行のため、目撃情報が集まらないという。管内で被害が多発するある署の幹部は「寺や仏教に恨みがあるなら、墓石ではなく、地蔵ばかりが狙われるのはおかしい。愉快犯の可能性もあるのでは」と話す。各署は同一犯の可能性も視野に、パトロールを強化するなど警戒を強めている。

◇「心のよりどころ」
 取材した複数の寺院によると、地蔵や仏像などを設置する際には地蔵の前でお経を唱える「開眼供養」を行うという。ある寺の住職は「地蔵は地域住民の心のよりどころ。これ以上、被害を広げないで欲しい」と呼びかける。


朝日新聞 から

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