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鶴鳴 啓宗 ( 1867 1929 )

水曜日 2010年6月9日, によって ジン

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1. 生涯
鶴鳴 啓宗(ハンミョン ケジョン)は1867年、全羅南道の靈光で生まれた。1886年20歳で父親がなくなり、人生のはかなさ感じた彼は、遊覧の旅に出た。ある日、全羅南道・淳昌の亀岩寺で当代の師匠である雪竇の説法と、禅房で僧侶たちが精進する姿を見て強く発心し、1887年1月、靈光の仏甲寺で出家した。

1890年、亀岩寺での修学を終えた後、名山大刹を廻りながら、名の知られた善知識を求め訪ねることで10余年間を送った。教学に没頭していたある日、彼は仏教の究極的な目標は生死解脱にあり、経典だけを研究することでは解脱は不可能であることを悟った。1902年(36歳)、彼は本格的な参禅修行に入った。10年間の精進の末、1912年(46歳)に次の悟道頌を吟じた。

前生には誰がこの我であり 前生誰是我
来世には我が誰になろうか 来世我為誰
現在、これが我であることを知れば 現在是知我
還って我以外の我を知ろう 還迷我外我

1914年(48歳)の春、彼は朝鮮仏教の中興発展のためには、禅門の法規と制度の制定が必要なことを痛感し、中国と日本を訪問した。そこで、有名な禅僧たちと会い禅問答を行った。特に、フランスの実存主義哲学者べルグソンと対談をした日本の臨済宗管長・宗演禅師との禅問答は有名である。その時、宗演禅師は鶴鳴を「朝鮮の古仏」と褒め称えた。
1915年に帰国した鶴鳴は、邊山の来蘚寺と月明庵の住持になった。また、1922年、禅学院で開かれた禅友共済会の創立総会に参加するなど、禅友共済会の指導者の一人としても活動した。禅友共済会は、経済的に困難な寺刹の状況を自立的な方法で解決し、修行により専念できるようにしようとして作った団体である。1923年(57歳)には、衰えていた内蔵寺の中興のため住持を務めた。彼は禅院を新しく建て、参禅している大衆たちを引率し、畑や田を開墾しながら、寺刹の自給自足を実現していった。1925年、望月寺で開かれた「万日参禅結社」の祖室に推挙され、さらに、1927年には覺皇寺(曹渓寺の前身)の中央禅院の方丈に推挙されて、禅風を興隆させた。

内蔵寺の中興に力を注いだ鶴鳴は、1929年3月27日、法弟の梅谷を呼び、「私は今日、自分の本来の所に行くつもりだ」と述べた。そして、達磨図を六枚描いた後、弟子の雲谷に『圓覚経』を暗誦するように言い、微笑みながら静かに入寂した。63歳であった。

2. 著書

鶴鳴は悟りの心境を漢文で表現した禅詩を10篇残した。その中でも「白羊山歌」は、悟りの境地を自然の名称に喩え、自由自在な深さと仙趣があるよう体験的に形象化したものである。また彼は禅の復興運動の理念を歌辞(朝鮮時代の初期に発生した詩歌の一種類)を通じて表現し、このような仏教歌辞を300余篇ほど作ったとされる。ところが残念なことに、彼の作品を集めていた『白農遺稿』という文集が出版を前にして紛失してしまい、現在では月刊『仏教』に発表された「参禅曲」、「解脱曲」などの6篇だけが伝えられている。

3. 思想の特徴

鶴鳴の思想の特徴は、彼の著述と禅院の生活から知ることが出来る。彼は自然に対する礼讃もさることながら、歳月の空しさなどを禅詩と仏教歌辞によって表現している。特に「参禅曲」には仏教の無常の思想がよく表れている。ここには、人生そのものの有限さ、すなわち生老病死を避けることができない、限りのある人生であることを説いている。すなわち忠臣烈士や英雄豪傑はもちろん老子、イエスも皆死んだが、唯一仏陀だけが、不生不滅の理を現しているのだから、常に覚めているようにと勧めている。とくに仏教の神髄は禅にあり、インドの禅を中国に伝えた達磨祖師が、西から十万里の道を越えて仏の悟った真理を不立文字の祖師禅として明らかにした。よって、我々がその道理を悟ろうとすれば、数多くの経論よりも、直指人心だけが成仏への途であることを知るべきだと強調している。

さらに鶴鳴は、寺院の自給自足のために、僧侶たちが直接農作しながら禅の修行をするという禅農一致の思想を主張した。この思想の特徴は、彼が制定した「内蔵禅院規則」によく表れている。彼は、朝鮮の禅仏教を開拓しようという信念で、内蔵寺において禅院を建て、参禅に尽力するかたわら自ら山内の荒れ地を開墾した。そのような自分を自ら号して白農といった。そして、常に弟子たちに半禅半農を教え、午前には学文、午後には労動、夜間には坐禅という規則を定めた。百丈清規の「日日不作 日日不食」の精神を生かし、「自禅自修」と「自力自食」という独特な実践論を広めた。これは、托鉢や施主などに頼った寺刹経済の維持方法が、仏教界を怠惰で依存的な体質に陥れると判断したからである。

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